6月8日 対 新日鐵堺 選評

                  URFC テクニカルアドバイザー 牧 野  宏

 

 このゲームにおいては、相手チームとの間にBKのスピードに決定的な差があった。

 そのため個人技でラインの裏にでるケースが多く、「継続して」という場面はそう多くは

なかった。ゲームの序盤に体勢が決まるような場合は、「いかに自分達のやろうとすることができるか。」

ということが焦点になる。そういう点から見るとここ最近のゲームでの

課題が浮き彫りになる。やはり、「フィットネス」に大きな課題が残った。気温が高かっ

たことも影響していると思うが、秋までのことを考えると克服しなければならないハー

ドルは高い。クラブチームはどうしてもまとまって練習することが難しい。だとすれば、

個人でやるしかない。己の能力を最大限に引き出す努力を一人一人に強く望む。



6月15日 対どんたくクラブ戦 選評

URFC テクニカルアドバイザー 牧 野  宏

 

このゲームは、ウルトラにとって大変貴重なゲームになった。40分ハーフのゲーム

は、初めての経験であり「今のチーム状態に何ができて、何ができていないか」「何が充足

して何が不足しているのか」改めて明確になった。

相手は、ここ数年は部員不足のためチーム力が少々ダウンしているが、そこはやはり西日本リーグで数多く経験しているチーム。

「80分間で戦う」ことを熟知していた。前半はキックを多用してFWを楽に前に出して

スタミナのコントロールをしていた。キックといってもやみくもに蹴るのではなく、相手

FWに背走させて徐々にスタミナを奪っていった。後半の20分過ぎから相手FWの足が

止まるとボールを大きく動かし、ノーサイド直前に2トライを奪った。ウルトラもよく粘ったが余裕が全くなかった。

明らかに経験の差がでていた。しかしウルトラも悲観することはない。攻撃面では今取り組んで練習していることが出てトライを奪うことができた。

あの1本目のトライまでの流れがウルトラの目指す「継続」である。練習したことをゲームで生かすことができた。

逆を言えば練習していないことはゲームでは絶対にできないのである。今後の練習では今の流れをどんな状況においても確実にできるようにすることと、

ディフェンス時での前への押し上げ、持久力のUPが大きな課題である。