第11回 全国クラブラグビーフットボール大会 戦評

                 URFC テクニカルアドバイザー 牧 野  宏

 

  対 六甲クラブ戦

  「71−28」このスコアを見て、どう感じるだろうか。

ある人は、71点も取られての敗戦で「大敗」と見る人もいるし、28点取って「善戦」と評価する人もいるだろう。
私個人としては、後者のほうである。チームスタッフとして71点も取られて「善戦」というのは、本来ならばおかしい。
しかし、今のチームの状態から考えれば、精一杯の結果である。
全員が低いタックルに徹し、自分達の持ち味を十分に発揮することができた。
後半15分まで10点差というのは本当に嬉しい誤算だった。
ただ、残り25分で40点近く取られたのは、大変残念ではあるがこれは、
80分間の試合を数多く経験しているかしていないかの差であった。
もちろんそれだけが大差の原因ではないと思う。
今回の大会では、前回の時以上にいろんなことを勉強させていただいた。

「基本を徹底することの重要性」である。

この大会で優勝したタマリバや4強の曼茶羅・北海道バーバリアンズ
そしてこの六甲も全てのチームがシンプルさの中にも基本スキルの高さや激しさを持っていた。
まだまだ上には上がいるものだと痛感した。
さて、この大会で長かった今シーズンも無事終了することができた。
ウルトラにとっては、転機のきっかけとなるシーズンであったと感じている。
来シーズンは、今大会での経験を大いに生かしてさらに精進しなければならない。