第29回全九州クラブラグビーフットボール大会 戦評

                  URFC テクニカルアドバイザー 牧 野  宏

 

   1回戦 JJRC

九州大会初戦ということでスタート時は少し硬かった。1トライを取って試合が動き出すと本来の動きを取り戻した。
ゲーム全体の流れとしては、まずまずではなか
たか。後半開始から15分間トライを奪うことができなかったことは、反省材料ではあるが、
相手チームのディフェンスがよかったのでこれはいたしかたがない。
ただ、
流れが悪い時にどうするのか。どうやって流れを引き戻すのかをもう一度考え直す必要があるのではないか。
本当に強いチームは、この点を選手全員が理解できている。
だから簡単には崩れない。
80分間の中でチャンスとピンチは必ずある。一気に波状
攻撃を仕掛けるとき、じっと耐えて辛抱するときなど常にあらゆることから情報を収集して
その状況に応じて的確な判断をしなければならない。一番難しいところではあるが、上を目指すためには不可欠な部分である。

 

 準決勝 ODAサンデーズ戦

>  このゲームについては、「しんどかった」というのが本音である。
正直ここまでFWが強いとは思わなかった。(サンデーズさんには失礼ですが)スクラムからの両FL
のプレッシャーの速さによって
思うようなゲームプランが実行できなかった。さらに、
ファーストトライをウルトラが欲しい形で相手が取ったこと。
相手の一番強い部分、一番自信のあるプレーで(つまり相手のお株を奪うこと)トライを取ったことでサンデーズを勢いに乗せてしまった。
しかし、その後何度もゴールを背にしながらトライを与えなかったディフェンスが良かった。
固いディフェンスも、もちろんのことFWのセットの安定感が素晴らしかった。
スクラムは圧倒的な優位ながら相手のコラプシングを
とってくれない不運もあり、押し切ることができなかったが安定度は抜群だった。
そして何より数多くのピンチを救ったのは、ラインアウトの安定度だった。
悪い流れを断ち切るのはやはりセットプレーや基本プレーなのだと改めて確信した。最後には練習量の多さが勝敗を分けた。
これからの試合はすべてこういうクロスゲームだろう。
そこを勝ち抜くためには、今一度基本に返り原点に戻ることが必要だろう。


  1回戦 対JJRC戦    準決勝 対ODAサンデーズ戦

 

   1築城             1築城            

<   2宮崎             2宮崎  

<   3後藤             3後藤

<   4清水友            4清水友

<   5首藤             5立麻

<   6佐藤隆            6佐藤隆

<   7藤井             7清水順

<   8衛藤             8衛藤

<   9佐藤将            9岡野

<  10栗林            10大村

<  11ジー            11白石浩

<  12伊藤            12伊藤

<  13福隅            13竹尾

<  14北崎            14二宮啓

   15二宮啓           15波多江

<  16完山            16完山

<  17江藤            17ケビン

<  18ケビン           18藤井

<  19中山            19佐藤将

<  20竹尾                        20福隅

<  21岡野            21北崎

<  22白石浩           22江藤

< (交代)             (交代)

<  完山(清水友)          完山(立麻)

<  江藤(首藤)           藤井(佐藤隆)

<  ケビン(佐藤隆)         福隅(白石浩)

<  中山(佐藤将)